Saturday 10 September 2011

Type 1930's Side Adjustable Trousersのサンプル完成です。

私が常に提案したいのが、1930'sを中心としたそれぞれのアイテムです。
今回は、そのワードローブの一つとして欠かせない少し綺麗めな提案です。

以前の記事でもご紹介したスーツとしてのセットアップを、来春に向けて生産予定です。
ジャケットは今月下旬にサンプルが出来て来ますが、まずトラウザーをご紹介致します。

当時を考えて、裾巾25.5cmの太いストレートのラインで、プリーツレス(ノータック)です。バックセンターアジャストからサイドアジャストが流行した1930'sのスタイルです。前開き部分は、とてもクラッシックな仕様です。
1920'sはサスペンダーを使用を基本としておりますので、ベルトループのないトラウザーが一般的ですが、戦後にはサスペンダー用のボタンは消えてしまいサスペンダーの需要が少なくなってしまいます。

1930'sはベルトとサスペンダーの両方に対応を考えている時代で、ファション以外でも伝統的な物作りと利便性を兼ね備えた最高な時代と思っております。

私は商品としてベルトもサスペンダーも提案しているのも、両方に対応したいからです。サイドアジャストです。
ヒップダーツは、1920'sの名残りの角度です。
オリジナルサスペンダーで地味ですが、こんな感じがラフで好きです。色を変えて30~40'sのネクタイ着用で試着です。私物の40'sビスポークジャケット(古着)で、オリジナルのニットベストも決まります。今期発売のType1930's WARDS Heavy Melton Coat でのコーディネート。では、熊ジャンのサンプルで。ドレスコードも好きですが、ドレスでは無く、カジュアルでもない提案として。

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