Thursday 12 January 2012

Original Long-Point Collar Shirts サンプル完成です!

1930'sスタイルのワードローブとして是非、提案したいシャツとしてロングポイト・カラー・シャツを今回企画致しました。
このシャツは文字通り衿が長いシャツの事で、クラーク ゲーブルやハンフリー ボガードも愛用のシャツですが、中でも当時映画「グランド ホテル」でブレークしたジョン バリモアが愛用した事で"Barrymore Collar Shirts"とも呼ばれていた様です。

当時一番流行っていたワイドスプレッド・カラー・シャツと共に今回の企画に至りました。
現在はあまり見かける事がありませんが1930'sと言えば、なのです。

現在の一般的な表に見せるシャツとは異なり、シャツ姿は裸と同じと言う考えの1930'sだからこそ袖口のギャザーやウエストのブラウジングが充分でインナーとしての動き易さを重視した設計です。
分かり易く説明すると当時のシャツは現在の下着と同じですが、衿とカフスのみが表に出す事が許されるアイテムです。

では、シャツ一枚(当時の裸)の画像からご覧下さい。
ボディーは現在の物とは違うのは一目瞭然です。
が、シャープな衿先はとても緊張感が有ります。

私が提案したいのがそう言う事で、いろんな意味でルールを失った現在ですが、。
ルールを知る事により、もっと楽しめるのではないかと考えました。

では、当時流行のカラ―バー(カラークリップ)とタイバー(タイピン)を付けた試着です。カラ―バーを外しての画像です。 ベストを着るだけでこんなにも雰囲気が変わります。
当時は、シャツ一枚の裸がベストを着ればギリギリOKと言うのも理解頂けるかと、。実際は、こんな感じが大衆では多かった様です。当時のスポーツシーンでもネクタイをしてシャツを表に出さないのが一般的です。
ダッフルとのコディネート。
可愛いと思われるダッフルが、シャツの衿先だけでかわります。 それでは、ドレスアップしてみます。
これが1930'sのロングポイントです。
この衿は1950'sにリバイバルして大流行いたしました。袖口はダブルカフス仕様です。 後肩の運動量は切り替え部分のタックギャザーです。
この時代の特有のデザインで、実際はあまり意味がないのですがやはり重要です。
今回の企画において、こんなアクセサリーが必要と考え少量ですが、カラ―バーとタイバーをご用意致しました。

国内では入手困難な、いずれもヴィンテージ(1930~1940's)になります。

少し雰囲気を変えての画像になります。
へミング ウエイ風ですが、個人的にはもう少し英国風が好きです。当時流行のシャツですが、コーディネートをどう楽しむかと考えております。


詳細は、また後日UP致します。

No comments: